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執筆者の写真学生団体LUCKY

偽善者

文学部一回生の明石昇大です。

アメブロ、2回目ですね。正直アメブロ書くの楽しみにしてました。笑笑 これラオスで書いてます。夜ねれなくて。

深夜テンションになってたら恥ずかしいな。

今友人と2人で東南アジア4カ国を周るわずか2週間とちょっとのバックパッカー旅をしています。ここでの体験を綴ろうと思います。お付き合いください。

東南アジアに行かれたことのある方はよくご存知だと思いますが、押し売りにたかられることってよくありますよね。

小物売りおばさんやトゥクトゥクおじさん。はたまた夜の遊びを勧誘するおっさん。

僕は押しに強い方なのでしっかり断ります。

必要がないものは。

カンボジアのアンコールワットを観光した日のこと。

夕日を見ようとじっと座っていたら小さな、日本だったら小学校低学年くらいの男の子がちょこちょこってやってきて僕にこう言いました

「ハガキ買って。10枚で1$だよ。お願い。」

僕は特にハガキが欲しいと思っていなかったのでいつものように断りました。

そしたら彼はこう言ったんです

「お願い買って欲しい。医者になりたいんだ。10枚で1$でいいんだ。」

彼の言葉が本当かどうかなんて僕には分かりません。

彼が初等教育を受けれているかどうかさえも分かりません。

でも、一人間として、国際ボランティアに片足突っ込んでる身として、ほっとけなかった。

なんだ結局口車に乗せられて1$払ったのかよって、そうです。払いました。

1$。108円。4080カンボジアリエル。

水2本しか買えないこの金額。

だけどあの子の為なら捨ててもいい。そう感じることが出来たんです。

これって、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ成長できた証なのかなって。

1$ふぜいででしゃばんなって、すみません。

📷 おもちゃを売り歩く小さな女の子もいました。

その子、あまり押し売りが上手くなさそうで、おもちゃいっぱい抱えたまま突っ立ってました。

第一、アンコールワットを見にきた観光客が安っぽい子供のおもちゃを買うわけがないですよね。

その子を見てるとなんだか辛くなって。歩み寄って、これは君のだよって20バーツを握らせました。

これでお菓子でも買って欲しいなって。でもたぶん親に渡すんだろうなって。思いながら。

彼女は小さな声でありがとうって言ってそのまま帰ってきませんでした。

なぜかすごいほっとしました。

彼女のあと2時間くらいの労働をたったの20バーツで買い取れたのかなって。

20バーツなんて80円にも満たない金額です。

お金なかったんです。すみません。笑笑

僕、偽善者かもしれないですね。

いや偽善者ですね。

日本のホームレスを見てもなんとも思わないのに。子供が困ってたら同情しちゃうなんて。

でも偽善者でいい気がするんです。

微力でも誰かの役に立てるなら。

偽善者で良くないですか?

勇気を持って行動出来るなら。

人生初のスタツアまでもう1週間かぁ。なんて。

緊張なんてもちろんしません。

まだ今は偽善者かもしれない僕がどれだけ成長出来るか、楽しみで仕方ないです。

人間として成長出来るならどんな苦労でも買うべきですよね。

さぁ次のアメブロにはどんな事を書いてるのかなぁ

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